一つのピアノによる連弾

四月は君の嘘という、漫画があるが、

その中で、主人公の男の子と、主人公にライバル視する兄を持つ妹との連弾は、見ごたえがあった。

お互いの実力を引き出し合う正に師弟が舞台上でありながら、二人の世界で陣取り合戦をするそのような演奏が見ごたえがあった。

 

私にも連弾を経験したことがあるのだが、自分自身の陣地の守りも薄い状態でゲームを始めてしまった感覚。

 

感覚として近いのが、将棋の6枚落ちの状態で、平手戦をするような感覚。

 

曲の演奏でも、そうなのだから、準備というものが、やはり大事だ。

何気ない散歩のとき、買い物に行くときのメモ、先輩のお宅を訪問するとき、家に帰ってきたとき、一つ一つ行動を振り返れば、次に行動するときに動きやすいかを考えている「とき」はどれだけあるのだろうか・・・・